2020年2月5日
                  一駅読み切り
(神奈川県)相模鉄道沿線・半径1kmの駅
    
                      相鉄本線上星川駅」   所在地:横浜市保土ヶ谷区上星川1丁目 
開業:1926年(大正15)  一日平均乗降客: 約19,600人(2020年度) 約26,000人(2019年度)
                駅間距離:和田町駅から約0.7km
   
 駅名由来
  開業時駅名は「星川駅」であったが、1933年(昭和8)に北程ヶ谷駅が「星川駅」と改称されると、
 元「星川駅」は、駅の所在地の上星川町にちなんで「上星川駅」と改称されて現在に至っている。
      
この駅には、2020年1月25日に訪れた。(一部2月5日)
ここでは、横浜市唯一の溪谷という陣ヶ下溪谷公園をメインに、横浜水道記念館などを訪ねた。
経 路
上星川駅南口→蔵王神社→ふれあいせせらぎのみち公園→横浜水道記念館→陣ヶ下溪谷公園→川島杉山神社→上星川駅北口
歩行距離:(公園の中を含め) 約3km
      
陣ヶ下溪谷公園:横浜市では唯一「溪谷」と呼ばれている、市沢川の溪谷。(市沢川は下流で帷子川に注ぐ)
溪谷上部を環状2号線が通るのに伴って都市公園として整備され、2004年(平成16)に公開された公園。
付近には、喫茶店や売店のたぐいはなく、自然環境を大切にしている。
     
上星川駅
上星川駅と南口改札口
   
南口階段を下りて相鉄ローゼン前を通って突当りを左折する。
お風呂甲子園で準優勝したという「満天の湯」から右折して
帷子川にかかる光栄橋を渡り、
「蔵王神社前信号を横断して右折し「すいどう」坂を上る。   
   
すぐの左側高台に、古くから坂本村民に崇敬されている小さな社の蔵王高根神社
坂道を上り続け
東海道貨物線高架下を潜り、その先で最初の信号
この信号で、「ふれあいせせらぎのみち」公園に寄り道するために、左折する。  
          
寄り道:ふれあいせせらぎのみち公園
信号を左折してすぐ急階段を下り、突当りの東海道貨物線高架沿いに「ふれあいせせらぎのみち公園
ふれあいせせらぎのみち公園:東海道貨物線猪久保トンネルからわき出る豊富な水を利用し、1997年(平成9)に作られた。
せせらぎに沿って細長く遊歩道、あずま屋、滝、池などがあり、親水空間として地域の人たちから親しまれている。

      
元の信号へ戻り、坂道を上り、上り切った「浄水場前バス停の右手に「横浜水道記念館」。
     
横浜水道記念館
横浜水道記念館(入館無料) 近代水道100周年を記念し、横浜市水道局西谷浄水場の隣接地に1987年(昭和62)に開館。
日本で初めての近代水道の創設(明治20年)、そして現在に至るまでの歴史を資料・映像展示等で紹介。

入口を入ると、正面にカエルと噴水のお出迎え。
ただ、よく見ると、噴水の全ての水の線に10cm程度間隔で玉結びができているではないか!どうすればできる?
さらにビックリしたのは、十秒おきくらいに水の流れが上下反転しているのに、水の流れの線形は全く変わらない。
特に上部の水のアーチの部分の線形が、全く微動だに変化しないとは!
よーく考えれ考えるほど、私にはなにもかもわからなくなり頭がおかしくなりそう。
1階は近代水道の歴史、2階は現代の水道事業に関する展示が主で、3階は図書・資料コーナー。
4階の360度展望室からは、晴れた日は遠く宮ケ瀬ダムや東京スカイツリーを望むことができるという。
この日はあいにく曇り空、ただみなとみらい地区の高さ296m
ランドマークタワーの美しい姿を見ることができ、満足
     
館の外は、散策路のある多数の自然公園や水道施設の歴史的物件などが多数展示されている。
高さ4mくらいはありそうな昭和14年製42インチ
仕切弁
総水量1,352㎥巨大洗浄水槽と高台にあるため遠くからも見える
横浜市防災無線塔
       
元のみちに戻って道なりに進み西谷浄水場前を通り続いて「西谷浄水場」信号を直進し、
最初の
丁字路を右折してゆるい坂道を下り、交差点を直進する。
交差点の右手に、サッカーの
横浜FC LEOトレーニングセンター
ファンなら是非見たいところであるが、部外者立ち入り禁止でNG。

           
交差点のすぐ先の「水道みち向台公園」手前から左折し、長い坂道を下り、突当りの環状2号線の高架で右折する。
    
、すぐ高架下トンネルを潜り車道に出て右折し、左手の細い道に入り、市沢川にかかる「水の橋」を渡る。
    
陣ヶ下溪谷公園
ゆるい上り坂道の突当りに「陣ヶ下溪谷公園看板
公園入口は6ヵ所あるが、ここは「
みずのさかみち
ここから右折してバリケードを通って公園へ入り、シーンと静まり返った
木立の坂道を道なりに上り下りし、
左にカーブするところの「
渓流へ標識の立つところで右折し、山道に入る。
     
細い坂道を下り、落ち葉で足元があやふやな険しくて長い急階段(濡れているときは危ない!)。
ふと、右下から
市沢川流れの音が聞こえてくる。
     
突当りに、かんぬきのかかった
ちょっと汚れた注意書きをよく読んで、自己責任でかんぬきを抜いて扉を開け、溪谷へ
下る
このときの溪谷の流れは
浅瀬で、対岸へは選りどり見どりの石づたいに渡る、
    
この渡り場から上流にも下流にも、「ここから先に入らないでください立看板
川の中にはたくさんのホタルの赤ちゃんがいます。ホタルを守るため、この先には行かないでください。
この渓流はホタルの名所なんですね。元気に育ってください。
浅瀬を無事渡り
対岸の階段に到着。振り返って今下りてきた階段を見る。
この溪谷渡りが、今日のハイライトかな。

             
階段を上り切ると、ここにもかんぬき扉
ゲートを出ると左折「杉山神社口」標識があり、これに従い左折して
坂道を下り、ベンチのある広場前を道なりに下る。
     
次に上りとなり突当りは、左折「杉山神社口」、右折「下流口」。
ここでは、「杉山神社口」へ向かう。
左折して、
溪谷の上にかかる狭い橋を渡り坂道を上る。
「下流口」は、後記のように2月5日に訪れた。
    
コンクリ―ト擁壁沿い階段、続いて擁壁の間の階段を上り、車道に出てその先の交差点を右折する。
    
道なりに進み突当りの鳥居前を左折し、坂道を下る。鳥居の奥には小さな小さな社
    
長い階段を気分爽快に下り続け、川島杉山神社の鳥居の先で車道に出て右折し、さらに坂道を下る。
川島杉山神社:当地で北条早雲の子、氏康が上杉朝定と戦った際に、戦勝祈願をした天文年間(1532~1555)に創建。
川島村の鎮守社。現社殿は、昭和30年造営。

                      
坂の突当りを左折して溪谷を通ってきた市沢川沿いに進み、フェンス途中から右折して市沢川を横断し、
その先の環状2号線高架下手前の
車道に出る。
ここが、
右手から来る「下流口」からの道との合流点
合流点を左折し、
高架沿いに進む。
    
突当りで帷子川にかかる高架下の「かるがもを渡り、渡り切って右折して高架を潜って帷子川沿いに進み、
狭いところに入って川島橋の袂に出て車道を進む。
    
上星川団地前を通り、只今工事中の「サミット」手前から左折し、
道なりに進んで
相鉄本線踏切を渡って国道16号線「上星川団地入口」信号に出て右折する。
    
相鉄本線沿いの国道16号線を進み、東海道貨物線高架下を潜り、
左手中腹に地中海沿岸の景色を思わせるような
ルネ上星川レジデンス(全246戸)。







その先の「上星川駅前」信号から右折し、相鉄本線上星川駅北口に到着。
     
    
追記: 2020年2月5日 「下流口」へ歩く
突当りを右折し「下流口」へ進む。
坂道を下り、道なりに左にカーブして環状2号線高架下を潜る。
左下方に市沢川の流れを見ながら、高架下沿いに進み、公園の下流口を出て突当りの民家前で右折、左折する。
高架沿いに進み、すぐ先の丁字路で左手から来る「杉山神社口」からの道と合流する。
以降は、杉山神社口からの経路と同じ。
          
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