2021年11月18日
              一駅読み切り
(神奈川県)相模鉄道沿線・半径1kmの駅
    
いずみ野線ゆめが丘駅」   所在地:横浜市泉区下飯田町
開業:1999年(平成11)  一日平均乗降客: 約1,700人(2020年度年)、約2,200人(2019年度)      
                駅間距離:いずみ中央駅から 約1.1km 
 駅名由来
相鉄本線「希望ヶ丘」駅名を参考にし、「夢を抱ける街」という意味を込めて、「ゆめが丘駅」となずけられた。
2000年に、「関東の駅百選」に選定されている。
この駅には、2021年10月20日に訪れた。
この駅周辺は殺風景な広い草原のように見えるが、2023年開業の「大規模集客施設」の開発が予定されていて、
現在その関連工事があちこちで行われている。完成時には、現在と全く景観が変わっているはず。
   
ここでは、泉小次郎親衛創建の宝心寺、和泉川親水広場、富士塚公園を訪れた。
経路
ゆめが丘駅→ 宝心寺→ 和泉川親水広場→ 富士塚公園→ ゆめが丘駅
歩行距離  約2.5km
    
ゆめが丘駅
とても美しい円形屋根プラットホーム。「関東の駅百選」に選ばれ映画のロケにも使われたというが、納得。
階段を下りて、出入口にわずか3台の自動改札機は、ちょっと寂しい。これも大規模開発までの暫定処置かも。
     
宝心寺へ
改札を出て右折して屋内通路を進み、次に相鉄線高架下、続いて工事用フエンスと高架の間の道を進む。
   
突当りで右に折れて高架下を潜り、「ゆめが丘駅入口」信号で環状4号線を横断し反対側の車道に入り、
道なりに進んでその先で急な坂道を下る。   
        
下り切った突当りの丁字路の車道を右折し、道なりに進む。
    
宝心寺
約50m進んだ右側に、宝心寺山門
坂道の長い参道を上り、途中左側に「岩舟地蔵像
岩船地蔵像(案内板要約):横浜市指定有形文化財。
石彫の舟に乗る地蔵菩薩立像で、舷側に「享保四巳亥年 相州和泉村岩舟山念佛供養 十月二十四」の刻銘があり、
この立像が、栃木県下都賀郡岩舟町の岩舟山高勝寺の地蔵尊を奉請供養したものとして知られる。
享保4年(1719)、岩舟山地蔵尊信仰が関東に広まり石仏が造立供養されたが、この地蔵尊は最も早く造立された一つ。
その先の参道の両側に、昭和44年横浜市名木古木指定、「イチョウ」と「イトヒバ」。
    
参道突当りに、宝心寺本堂
宝心寺:泉小次郎親衛が菩提寺として建立した泉竜寺という禅寺であったが、小次郎の末裔が絶え廃寺となった。
江戸時代の領主松平勝左衛門昌吉が慶安4年(1652)に浄土宗として再建し寺院名を宝心寺としたもの。
その後、江戸時代慶安4年(1652)鎌倉郡和泉村の領主松平勝左衛門昌吉が浄土宗として再建し寺院名を宝心寺とした。
現在の堂宇は、昭和44年に再建されたもの。
本堂裏の墓地には、領主松平家の代々の墓がある。
    
和泉川親水広場   
山門を出て左折して先ほど下って来た坂道の丁字路まで戻り、右折して細い急な坂を下り、和泉川親水広場に出る。
和泉川沿いに延々と続く散策路と広場。ところどころにベンチ。まさにゆったりくつろげる親水広場。
    
富士塚公園へ
道は次第に川を離れて坂道となり、突当りで土手のブロック敷小道と合流して左折し、
道なりに進んでサザンカの咲くその先で横浜市営地下鉄ブルーライン高架下を潜る。
    
この道もまた散歩道、その先で和泉川にかかる草木橋の袂を横断して反対側のブロック道に入り、
その先で右手に分かれる坂道を上る。
  
上り切ったところに「→ 下飯田駅 まで300m道標
道標に従い右折して車道を横断し、反対側の坂道を上り、急坂を上り切って、道なりに進む。
     
突当りで環状4号線に出て「下飯田駅前」信号で横断して反対側に渡り、左折して環状4号線沿いに進む。
地下鉄下飯田駅」は、信号を横断したすぐ先右側。
      
約150m進んだところで環状4号線と分かれて細い道に入り、
約200m進んだところにある「スコップ看板の先の丁字路を、右折する。
   
ひっそりした坂道を下り続け、突当りの「旧鎌倉街道上道」右手前に「富士塚公園」。
富士塚公園:「富士塚城址」石碑がある公園。
平安時代末期に、この地を治めていた飯田五郎家義の館があったと言われるところ。
家義は、源頼朝が挙兵した石橋山の戦いで大敗し逃亡したとき、頼朝を危機から救い、
また、富士川の合戦で活躍した論功行賞により、頼朝から飯田郷の地頭に任ぜられた。
頼朝は、家義を鎌倉武士の鑑とし、
鎌倉北に位置する重要な地である飯田郷の鎌倉往還の街道沿いに、家義の居館を築かせた。
     
富士塚公園入口。親子で遊ぶ広場、入口右側に大きな「富士塚城址石碑
     
ゆめが丘駅に戻る:戻り道は、ゆめが丘周辺らしい田園風景を楽しみ、ゆっくりと。
元に戻って坂道下り「旧鎌倉街道上道」に出て右折し、花咲く公園前を通り、
市営地下鉄ブルーライン高架、続いて「相鉄 いずみの線高架下を潜る。地下鉄が何故高架?私には分かりません。
   
すぐ先で右折し、ゆるい坂道を上り、突当りを左折する。
   
坂道を上り、突当り丁字路を左折し、畑道を道なりに進む。
     
突当りを右折して相鉄線高架ぞいに進み、突当りで左折し高架下を潜って右折し、高架ぞいに進む。
     
只今工事中のバリケードの中を通り、頭上にプラットホーム屋根が見える高架沿いに進み、
突当りで「ゆめが丘駅駅舎に入る。
           
  各 駅 停 車 
(駅名をクリックしてください) 
相 鉄 本 線
  
  い ず み 野 線
   
旅と旅行と