歩く東海道53次
 53の宿場町と492kmの道中記
iー愛ロマンチカ

旧東海道とは:
関が原の戦いの翌年の慶長6年(1601)に、徳川家康により江戸・日本橋から京都・三条大橋間に
伝馬制度を確立したのが旧東海道の始まりで、2001年に開設400年記念祭が各地で行われた。
幕府は江戸防衛上、沿線には譜代大名を配し、主な河川の架橋を認めず要衝の地には関所をもうける一方、
街道の両側には松を植樹し、一里塚を築き、宿駅を設置するなどして約500km、
53の宿を持つ街道として整備された。
現存する旧東海道は富士山の噴火で足柄路が閉鎖されて箱根路になるなどの部分改変があったが、
おおむね開設当初の経路を残していると言われている。
 
  宿場一覧
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 宿場名:旧東海道開設400年の行事で作成された、東海道ウオーキングマップによる。   

 突然旧東海道を歩くことを思いつきました。
当初は旅行会社の企画する歩く会に参加して目的を果たそうとしたのですが、東京から京都までまじめに
完歩すると、会費や自己負担費用などで70〜80万円はかかると聞いてすぐやめることにしました。
そして自力で東京から京都まで歩く決意をし次の戦略を立てました。
●行程 居住地の横浜から静岡市までは日帰りとし、以降は宿泊とする。
●能率よく目的を達成するために、東海道ウオーキングマップをガイドにする。
 そしてそこに紹介されている史跡などを中心に訪ねて歩く。
●経費を最小にするために、一日の歩行距離を極力長くする。
 (実績は、地図上で約31km、実歩行距離は推定35km)
  携帯品
・マップ:国土交通省などが昨年東海道400年祭で発行したマップを入手して持参
・スニーカー:直前に歩き易いものを新調。(但し、足に慣れていなくて血豆、水豆で苦労)
・デジカメ:充電式のため電源切れを常に恐れて歩いた。(後に2台のデジカメを携帯)
・ICレコーダー:メモを取らずに歩くための手段として7時間録音のものを購入。(念のため2台持参)
・白手袋 :長時間歩いていると手の甲が黒く日焼けしてしまうので、急遽購入。
・三色ボールペン:2本
・物入れ:小さなリックサック
・ その他:JCBカード、PHS、現金一万円以下、タオル、ハンカチ、ハナガミ、キズバン。
・着替え:使い捨ての下着
 なお雨具、食料、飲料水などは一切身に着けず、必要になった時点で現地調達。

・ガイドとした東海道400年ウオーキングマップは、次の個所から入手した。
. 区間 マップ名 料金
国土交通省東京国道工事事務所環境整備課     03-3214-7424 東京 「東海道」 無料
国土交通省横浜国道工事事務所調査第二課    045-316-3537 神奈川 「歩く・知る・発見する
東海道」
無料
(社)中部建設協会業務部事業課           052-962-9455 静岡、愛知、三重 「東海道さんさくマップ」 無料
滋賀県庁企画県民部県民文化課          077-528-4632 滋賀 「近江東海道中絵図」 200円
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